2025年に一部改良が発表された新型ハリアー。その洗練されたデザインや豪華な内装から、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、最新モデルとなると、マイナーチェンジで何が変わったのか、グレードごとの価格、そして気になるハイブリッド価格など、知りたい情報がたくさんありますよね。巷でささやかれる「買ってはいけない」という噂の真相や、中古での購入を考えている場合の注意点、かっこよすぎと評判の画像まで、購入前に解消しておきたい疑問は尽きません。特に人気のZグレードがZマイナーチェンジでどう進化したのかは大きな関心事です。
✅最新の2025年モデルの変更点がわかる
✅グレード別の詳細な価格とハイブリッドモデルの価格がわかる
✅購入前に知っておくべきメリット・デメリットを把握できる
✅中古車選びのポイントや最新の納期情報がわかる
2025年新型ハリアーの値段に関する最新情報

最新マイナーチェンジの内容を解説
2025年6月に発表された新型ハリアーは、装備の充実化を中心とした一部改良、いわゆるマイナーチェンジが行われました。今回の変更は、ユーザーの満足度をさらに高めるための細やかなアップデートが特徴です。
- 装備を大幅に拡充し全グレードの魅力を向上
- 最新のToyota Safety Senseを搭載し安全性能が進化
- 特別仕様車「ナイトシェード」が新設定
大きな変更点として、これまで上位グレードにしか設定されていなかった快適装備が、多くのグレードで標準装備となりました。例えば、ステアリングヒーターや前席シートヒーター、12.3インチのディスプレイオーディオが全グレードで標準化されたのは嬉しいポイントです。また、安全性能も進化しており、プリクラッシュセーフティの検知範囲拡大など、最新の「Toyota Safety Sense」が搭載されました。これにより、昼夜を問わず、より安心して運転することが可能になります。エクステリアの大きな変更はありませんが、新たにブラック基調の加飾で精悍さを増した特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」が登場し、デザインの選択肢が広がりました。これらの改良により、全体的な商品力が大きく向上したと言えるでしょう。
2025年モデルの主な変更点
- 12.3インチディスプレイオーディオを全グレード標準装備
- ステアリングヒーター・前席シートヒーターを全グレード標準装備
- 最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載
- 特別仕様車「Night Shade」を新設定
- PHEVモデルに「Gグレード」を追加
これらの装備充実化に伴い、価格は約14万円から18万円ほど上昇しています。しかし、追加された装備の内容を考えると、価格上昇分を上回る価値があると感じるユーザーが多いようです。
Zマイナーチェンジで何が変わった?
新型ハリアーの中でも特に人気の高い「Z」グレード。今回のマイナーチェンジでは、このZグレードの魅力がさらに高められています。これまでオプション設定だった装備が標準化され、より高級感と利便性が向上しました。
- これまでオプションだった装備が標準化
- 「Z」ではパノラミックビューモニターが標準に
- 「Z Leather Package」にはデジタルキーも搭載
具体的には、ガソリン・ハイブリッドのZグレードに「パノラミックビューモニター」が標準装備となりました。駐車時や狭い道でのすれ違いの際に、車両を上から見たような映像で周囲の状況を確認できるため、運転の安心感が格段に向上します。さらに、最上位の「Z Leather Package」では、パノラミックビューモニターに加えて「おくだけ充電」と、スマートフォンを車両のキーとして使用できる「デジタルキー」が標準装備となりました。
これにより、キーを持ち歩く必要がなくなり、日常の使い勝手が大きく向上します。デザイン面では、Zグレード以上はリアのハイマウントストップランプが横一文字に光るロングタイプとなっており、後続車からの視認性とスタイリッシュさを両立させています。装備の充実に伴い価格は上昇しましたが、後からオプションを追加することを考えれば、むしろコストパフォーマンスは高まったと言えるでしょう。
Zグレードは今回の改良で、まさに「鬼に金棒」といった印象ですね。特にパノラミックビューモニターの標準化は、大きなボディを持つハリアーにとって非常に価値のあるアップデートです。
内外装の質感の高さはそのままに、先進装備が加わったことで、Zグレードの競争力はさらに強固なものになりました。購入を検討するなら、ぜひ候補に入れたいグレードです。
グレード別の詳細な価格一覧
2025年のマイナーチェンジにより、新型ハリアーは装備の充実化と同時に価格改定が行われました。全体的に約14万円から18万円の値上げとなっていますが、その価値は十分にあると言えます。ここでは、主要なグレードの車両本体価格(税込)を見ていきましょう。
- ガソリン車は約371万円からスタート
- ハイブリッド車は約430万円から
- PHEVや特別仕様車もラインナップ
以下に、代表的なグレードの価格をまとめました。駆動方式(2WD/4WD)によっても価格は変動します。
パワートレイン | グレード | 駆動方式 | 車両本体価格(税込) |
---|---|---|---|
ガソリン (2.0L) | G | 2WD | 3,710,300円 |
Z | 2WD | 4,180,000円 | |
Z Leather Package | 2WD | 4,500,100円 | |
4WD | 4,700,300円 | ||
ハイブリッド (2.5L) | G | 2WD | 4,301,000円 |
Z | 2WD | 4,770,700円 | |
Z Leather Package | 2WD | 5,090,800円 | |
E-Four | 5,310,800円 | ||
PHEV (2.5L) | G | E-Four | 5,470,300円 |
Z | E-Four | 6,260,100円 |
参照情報について
上記の価格は2025年6月発表時点のメーカー希望小売価格です。購入の際には別途税金や諸費用が必要となります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。(参照:トヨタ ハリアー公式サイト)
エントリーグレードの「G」でも、今回の改良で快適装備が標準化されたため、十分に満足度の高い選択肢となります。一方で、本革シートや先進装備を求めるなら「Z Leather Package」が魅力的です。ご自身の予算や必要な装備を照らし合わせて、最適なグレードを選ぶことが重要です。
気になるハイブリッド価格を徹底調査
静粛性の高さと優れた燃費性能で人気のハリアーハイブリッド。2025年の新型モデルでは、その価格帯がどうなっているのか、詳しく見ていきましょう。ハイブリッドモデルは、ガソリンモデルと比較して装備が同等でも価格が高めに設定されています。
- ハイブリッドGグレード(2WD)は約430万円から
- ガソリン車との価格差は約60万円
- 燃費性能と静粛性に大きなメリット
ハイブリッドモデルのエントリーグレードにあたる「G」(2WD)の価格は4,301,000円からとなっています。これは、同グレードのガソリンモデル(3,710,300円)と比較すると、約60万円高い設定です。この価格差をどう捉えるかが、ハイブリッドモデルを選ぶ上での大きなポイントになります。
項目 | ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | 価格差 |
---|---|---|---|
車両本体価格 | 3,710,300円 | 4,301,000円 | +590,700円 |
燃費 (WLTCモード) | 15.4km/L | 22.3km/L | +6.9km/L |
価格差は燃費だけで元が取れる?
単純に燃料費だけで約60万円の価格差を埋めるには、かなりの長距離を走行する必要があります。しかし、ハイブリッドの魅力は燃費だけではありません。モーターによる滑らかで力強い加速や、圧倒的な静粛性は、ガソリンモデルでは味わえない上質なドライブ体験をもたらしてくれます。この「走りの質」に価値を見出せるかどうかが、選択の分かれ目となるでしょう。
最上位グレードの「Z Leather Package」のハイブリッドモデル(E-Four)は5,310,800円と、500万円を超える価格帯になります。高価ではありますが、それに見合うだけの豪華な装備と走行性能を備えています。年間の走行距離や、車に求める価値観を考慮して、最適なパワートレインを選びましょう。
新型ハリアーの公式画像をチェック
新型ハリアーの魅力は、何と言ってもその流麗で都会的なデザインにあります。ここでは、エクステリア(外装)とインテリア(内装)のデザインについて、公式画像を基にその特徴を見ていきましょう。
- クーペフォルムが美しいエクステリア
- 馬の鞍をイメージしたセンターコンソール
- 質感の高い素材とこだわりの内装色
エクステリアは、シャープなヘッドランプと、フロントからリアへと流れるようなクーペフォルムが特徴です。特に、リアビューは横一文字に伸びるテールランプが先進的かつワイドな印象を与え、夜間でも一目でハリアーだとわかる存在感を放ちます。
インテリアデザインのこだわり
内装に目を向けると、馬の鞍をイメージして設計された幅広のセンターコンソールが目を引きます。厚い革を曲げて作ったような造形は、ハリアーならではの個性を際立たせています。また、ダッシュボードやドアトリムにはレザー調のソフトパッドや触り心地の良い素材がふんだんに使われており、上質なリビングのような空間を演出。内装色もブラック、ブラウン、グレーといった落ち着いたカラーが用意され、大人のための上質な空間を作り上げています。
また、今回のマイナーチェンジで新設定された特別仕様車「ナイトシェード」は、フロントグリルやホイール、バンパーガーニッシュなどがブラック基調で統一され、標準モデルとは一味違う、引き締まった精悍なスタイルが魅力です。画像で見るだけでもその質感の高さは伝わってきますが、ぜひ実車でそのディテールを確認してみてください。
かっこよすぎと話題のエクステリア
「かっこよすぎ」とSNSなどでも度々話題になるハリアーのエクステリアデザイン。その魅力は、単に美しいだけでなく、都市にも自然にも映える洗練された佇まいにあります。他のSUVとは一線を画す、ハリアー独自のデザイン哲学が随所に込められています。
- 流麗なクーペシルエットが最大の特徴
- シャープなLEDヘッドランプが精悍な印象
- リアデザインの先進性が所有満足度を高める
ハリアーの最も象徴的な部分は、SUVでありながらクーペのような流麗なルーフラインを持つことです。これにより、スポーティーさとエレガントさが見事に両立しています。また、フロントマスクは2本のラインで構成されたデイタイムランニングランプを持つ薄型のLEDヘッドランプが、シャープで知的な表情を演出。トヨタマークを頂点にグリル上部からヘッドランプへと流れるラインが、伸びやかさとワイド感を強調しています。
特に夜間のリアビューは圧巻ですよね。細く、横一文字につながったテールランプとストップランプが、ハリアーの存在感を際立たせています。後続車も思わず見とれてしまうデザインではないでしょうか。
サイドビューも、抑揚のある豊かな造形が特徴です。深く絞り込まれたドア断面と、ダイナミックに張り出したタイヤ周りのフェンダーが、たくましさと優雅さを表現しています。ボディカラーも、深みのあるプレシャスブラックパールや、彩度の高いスレートグレーメタリックなど、ハリアーの美しい造形をさらに引き立てるカラーがラインナップされています。この完成されたエクステリアデザインこそが、多くの人々を魅了し続ける最大の理由と言えるでしょう。
2025年新型ハリアーの値段以外の購入検討ポイント

買ってはいけないと言われる理由を検証
高い人気を誇るハリアーですが、一方で「買ってはいけない」というネガティブな意見も目にすることがあります。しかし、これらは特定の条件下でのデメリットや、個人の価値観に基づくものがほとんどです。購入後に後悔しないためにも、どのような点が指摘されているのかを客観的に見ていきましょう。
- ボディサイズが大きく駐車場所に困る可能性
- 後席の頭上空間がやや狭い
- 価格帯が高く維持費もかかる
最も多く指摘されるのがボディサイズの大きさです。全長4,740mm、全幅1,855mmというサイズは、特に都市部の狭い道や駐車場では扱いにくいと感じる場面があるかもしれません。特に機械式駐車場では、全幅制限(1,850mm)を超えるため利用できないケースがあり、購入前に駐車環境の確認は必須です。
デザインと居住性のトレードオフ
ハリアーの魅力であるクーペ風のデザインは、後席の頭上空間に影響を与えています。身長が高い方が後席に乗ると、やや圧迫感を覚える可能性があります。ファミリーでの利用をメインに考えている場合は、実際に後席の居住性を確かめてみることをお勧めします。また、車両価格が比較的高価であるため、自動車税や任意保険、メンテナンス費用といった維持費もコンパクトカーなどと比べると高くなる傾向にあります。
これらの点は、ハリアーが持つ「上質さ」や「デザイン性」と引き換えになる部分とも言えます。これらのデメリットを理解した上で、自身のライフスタイルや価値観に合うかどうかを判断することが、満足のいくカーライフにつながります。
中古ハリアーを選ぶ際の注意点とは
新型モデルは魅力的ですが、価格を抑えたい場合は中古車も有力な選択肢となります。現行モデル(80系)も中古市場に流通しており、質の良い車両を見つけることが可能です。しかし、中古車ならではのチェックポイントを押さえておくことが重要です。
- 年式と走行距離のバランスをチェック
- 修復歴や冠水歴の有無は必ず確認
- 装備内容をしっかり確認する
中古車選びの基本は、年式と走行距離のバランスを見ることです。一般的に、年間の走行距離は1万kmが目安とされています。例えば、3年落ちなのに走行距離が極端に多い車は、過酷な使われ方をしていた可能性があります。逆に、年式の割に走行距離が少なすぎる車も、長期間動かさずにいたことで部品が劣化している場合があるため注意が必要です。
チェック項目 | 確認するべき内容 |
---|---|
修復歴の有無 | 車の骨格(フレーム)部分を修理・交換した経歴。走行安定性に影響する可能性があるため、修復歴のある車は避けるのが無難です。 |
内外装の状態 | ボディの傷やへこみ、内装の汚れや臭いなどを確認。特にシートの状態や電装品(ナビ、エアコンなど)の動作は念入りにチェックしましょう。 |
メンテナンス履歴 | 定期点検記録簿で、オイル交換などのメンテナンスが定期的に行われていたかを確認。整備履歴がしっかりしている車は信頼性が高いです。 |
特に注意したいのが、現行モデルはグレードによって装備が大きく異なる点です。2025年のマイナーチェンジ以前のモデルは、現在では標準装備となっている快適装備や安全装備がオプションだった場合があります。希望する装備が付いているか、購入前によく確認しましょう。信頼できる販売店を選び、可能であれば試乗して車の状態を確かめることが、良い中古ハリアーと出会うための鍵となります。
カタログ燃費と実燃費はどれくらい?
車を維持していく上で、燃費性能は非常に重要な要素です。ハリアーは、その大きなボディサイズにもかかわらず、優れた燃費性能を実現しています。ここでは、公式に発表されているカタログ燃費(WLTCモード)と、実際の走行に近いとされる実燃費の目安を見ていきましょう。
- ハイブリッドモデルはWLTCモードで20km/L超え
- ガソリンモデルもSUVとしては良好な数値を記録
- 実燃費は運転スタイルや環境で変動する
パワートレインごとのカタログ燃費は以下の通りです。特にハイブリッドモデルの数値は、このクラスのSUVとしてはトップレベルと言えます。
パワートレイン | 駆動方式 | 燃費 |
---|---|---|
ガソリン (2.0L) | 2WD | 15.4km/L |
4WD | 14.7km/L | |
ハイブリッド (2.5L) | 2WD | 22.3km/L |
E-Four | 21.6km/L | |
PHEV (2.5L) | E-Four | 20.5km/L |
実燃費はどのくらい?
一般的に、実燃費はカタログ燃費の7~8割程度になることが多いと言われています。これを基に計算すると、ハイブリッドモデルの実燃費は15~18km/L前後、ガソリンモデルでは11~13km/L前後が一つの目安となるでしょう。もちろん、これはあくまで目安であり、高速道路を主体に走るのか、市街地のストップ&ゴーが多いのかといった走行状況や、エアコンの使用状況、運転の仕方によって大きく変動します。特にハイブリッド車は、モーター走行が得意な市街地走行で燃費が伸びる傾向にあります。いずれにせよ、ハリアーは燃費性能と走行性能のバランスが非常に優れた一台であることは間違いありません。
最新の納期情報を確認しよう
車の購入を決めてから納車されるまでの期間、いわゆる「納期」は、購入者にとって大きな関心事です。特に人気車種であるハリアーは、注文が集中し納期が長くなる傾向にあります。ここでは2025年9月時点での最新の納期情報をお伝えします。
- 全体の納期目安は3ヶ月から5ヶ月程度
- ガソリン車よりハイブリッド車の方が長くなる傾向
- グレードやオプションによって納期は変動
最新の情報によると、ハリアーの納期はパワートレインによって差が見られます。比較的生産が安定しているガソリンモデルは約3ヶ月程度が目安ですが、部品供給などが複雑なハイブリッドモデルやPHEVモデルは4ヶ月から5ヶ月、場合によっては半年以上かかることもあるようです。
パワートレイン | 納期目安 |
---|---|
ガソリンモデル | 約3ヶ月 |
ハイブリッドモデル | 約4〜5ヶ月 |
PHEVモデル | 約4〜6ヶ月 |
納期はあくまで目安です
この納期はあくまで全国的な平均の目安であり、注文するディーラーの受注状況や、選択するボディカラー、メーカーオプションなどによって大きく変動します。例えば、人気のZグレードや特別仕様車、特殊なボディカラーなどは注文が集中しやすいため、納期が通常より長くなる可能性があります。正確な納期を知るためには、購入を検討しているディーラーに直接問い合わせることが最も確実です。契約前に最新の納期を確認し、納車までのスケジュールを把握しておくことをお勧めします。
2025年新型ハリアーの値段と魅力を総まとめ
この記事では、2025年に改良された新型ハリアーの値段や変更点、購入を検討する上でのポイントを多角的に解説してきました。最後に、記事全体の要点をまとめて確認しましょう。
- 2025年モデルは装備を充実させるマイナーチェンジを実施
- 快適装備や安全装備が多くのグレードで標準化された
- 車両本体価格は約14万円から18万円の値上げ
- ガソリン車の価格は約371万円から
- ハイブリッド車の価格は約430万円から
- Zグレードはパノラミックビューモニターなどが標準装備に
- 流麗なクーペフォルムのかっこいいエクステリアが最大の魅力
- 内装は馬の鞍をイメージしたセンターコンソールが特徴的
- 「買ってはいけない」と言われる理由はボディサイズや価格にある
- 購入前には駐車場のサイズ確認が重要
- 中古車を選ぶ際は修復歴の有無と装備内容を確認する
- 燃費はハイブリッド車でWLTCモード22.3km/Lを達成
- 2025年9月時点の納期は3ヶ月から5ヶ月が目安
- 正確な納期はディーラーへの確認が必須
- デザインと質感、走行性能のバランスが取れた一台