日産リーフのフルモデルチェンジはいつ行われるのか、多くのファンが心待ちにしています。現行モデルの登場から時間が経ち、次期モデルに関する様々な情報が飛び交うようになりました。
この記事では、2025年に登場が噂される新型リーフについて、最新の予想やリーク情報、そして気になる価格や4WD価格の可能性まで、現在明らかになっている情報を網羅的に解説します。
✅次期新型リーフのデザインやコンセプト
✅フルモデルチェンジの具体的な時期に関する情報
✅予想される価格帯とスペックの詳細
✅現行モデルからの変更点や進化
リーフのフルモデルチェンジはいつ?デザイン最新情報

- 次期モデルのデザインコンセプト
- 新型はSUVスタイルになるとの噂
- 2025年に発売される可能性
- 海外発のリーク情報を徹底解説
- 新搭載?e-4ORCEの性能
次期モデルのデザインコンセプト
次期型となる日産リーフは、これまでのハッチバックのスタイルから大きく変貌を遂げると言われています。そのデザインの根幹をなすのが、2021年に公開されたコンセプトカー「チルアウト(Chill-Out)」です。このコンセプトカーは、滑らかで未来的なクーペSUVスタイルを持っており、次期リーフが単なるEVではなく、デザイン性にも優れた一台になることを予感させます。
- コンセプトカー「チルアウト」がベース
- ハッチバックからクーペSUVへスタイル変更
- 空力性能と居住性を両立したデザイン
チルアウトのデザインは、薄くシャープなヘッドライトや、日産の新しいデザイン言語「Vモーション」を昇華させたフロントフェイスが特徴です。全体的にシームレスな面で構成されており、空気抵抗を極限まで減らすことを意図したデザインが見て取れます。これにより、EVにとって最も重要な要素の一つである航続距離の向上が期待できるでしょう。インテリアも同様に、先進的で広々とした空間が提案されており、移動時間をより快適なものへと変える工夫が凝らされると予想されます。
デザインのポイント
次期リーフは、ただの移動手段ではなく、所有する喜びを感じさせるスタイリッシュなクーペSUVとして生まれ変わる可能性が高いです。EVとしての性能はもちろん、その見た目にも大いに期待が持てます。
項目 | 現行リーフ(ZE1型) | 次期リーフ(予想) |
---|---|---|
ボディタイプ | ハッチバック | クーペSUV |
デザインベース | 従来型デザイン言語 | コンセプトカー「チルアウト」 |
特徴 | 空力を意識した5ドアHB | 未来的なシームレスデザイン |
新型はSUVスタイルになるとの噂
前述の通り、新型リーフがSUVスタイルになるという噂は非常に信憑性が高い情報とされています。なぜなら、世界の自動車市場ではSUVの人気が非常に高く、日産もこのトレンドを無視できないからです。特に、EV専用プラットフォームを採用することで、室内空間を犠牲にすることなく、スタイリッシュなSUVデザインを実現しやすくなります。
- 世界的なSUV人気のトレンドを反映
- EV専用プラットフォームで広い室内空間を実現
- 悪路走破性や使い勝手の向上に期待
SUV化によるメリットはデザインだけではありません。車高が上がることで視界が広がり運転しやすくなるほか、最低地上高にも余裕が生まれるため、多少の悪路や雪道での走行安定性も向上するでしょう。また、荷室空間の拡大も期待でき、ファミリーユースやアウトドアなど、より幅広いシーンでの活躍が見込めます。これまでリーフが持っていた「環境に優しい実用車」というイメージに、「アクティブに使えるスタイリッシュなパートナー」という新たな価値が加わることになりそうです。
SUV化は時代の流れ
競合他社のEVを見ても、トヨタのbZ4Xやスバルのソルテラなど、SUVタイプのEVが主流となっています。日産がアリアに続き、リーフの後継モデルもSUVとして投入するのは、市場の要求に応える自然な流れと言えるでしょう。
SUV化によるメリット | 予想される効果 |
---|---|
デザイン性 | よりモダンで力強い印象に |
視認性 | アイポイントが高くなり運転しやすい |
走破性 | 雪道や未舗装路での安心感向上 |
積載性 | 荷室容量が増え、利便性がアップ |
2025年に発売される可能性
多くのユーザーが最も知りたい「リーフのフルモデルチェンジはいつか」という問いに対して、現在最も有力なのが「2025年」という説です。複数の海外メディアや自動車専門誌が、日産の英国サンダーランド工場で2025年から次期モデルの生産が開始されると報じています。生産開始から市場投入までのタイムラグを考慮すると、早ければ2025年後半、あるいは2026年初頭に発売される可能性が高いと考えられます。
- 英国工場で2025年に生産開始との報道
- 市場への投入は2025年後半~2026年初頭か
- 日産からの公式発表はまだない状況
ただし、これらはあくまで現時点での予測であり、日産からの公式なアナウンスはまだありません。半導体不足の再燃や世界情勢の変化など、自動車業界を取り巻く環境は不透明な部分も多く、計画が変更される可能性もゼロではありません。とはいえ、現行リーフもモデル末期に差し掛かっていることから、フルモデルチェンジに向けた動きが最終段階に入っていることは間違いないでしょう。最新の公式情報を待ちたいところです。
公式発表を待つのが賢明
現時点では、2025年という時期はあくまで有力な「噂」の段階です。購入計画を立てる際は、今後の日産からの正式発表を必ず確認するようにしてください。
時期 | 予想されるイベント | 確度 |
---|---|---|
2024年後半 | プロトタイプのスクープ、公式ティザー発表 | 中 |
2025年中 | 英国工場での生産開始、正式発表 | 高 |
2025年後半~2026年初頭 | 日本国内での発売 | 高 |
海外発のリーク情報を徹底解説
次期リーフに関する情報の多くは、生産拠点となる英国をはじめとする海外メディアから発信されています。これらのリーク情報によれば、車名は「リーフ」の名称を引き継がず、全く新しい名前になる可能性も示唆されています。しかし、世界で最も売れたEVの一つである「リーフ」というブランド名は非常に価値が高いため、サブネームを付けるなど何らかの形で残されるという見方が強いです。
- 車名が「リーフ」から変更される可能性
- バッテリー容量は大幅に増加する見込み
- より高速な充電規格に対応するとの情報も
スペックに関するリーク情報も興味深いものが多いです。バッテリー容量は現行の40kWhや60kWhから大幅に増強され、アリアに搭載されている66kWhや91kWhに近いものが採用される可能性があります。これにより、航続距離は実用で500km以上を目指してくるのではないかと期待されています。また、充電性能の向上も確実視されており、より短時間で充電が完了する新しい規格に対応してくるでしょう。
海外からのリークは玉石混交ですが、生産拠点からの情報が多いため信憑性は比較的高めです。特にプラットフォームや生産開始時期に関する情報は、今後の動向を占う上で重要な手がかりとなります。
リーク情報のポイント | 詳細 |
---|---|
車名 | 「リーフ」ブランドを継承するかは未定 |
バッテリー | 66kWh/91kWh級の容量になる可能性 |
航続距離 | WLTCモードで600km超を目指すか |
充電性能 | 最大130kW以上の急速充電に対応の可能性 |
新搭載?e-4ORCEの性能
次期リーフの性能面で最大の注目ポイントとなるのが、日産の先進的な電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE(イーフォース)」の搭載です。これは、前後2つのモーターのトルクを緻密に制御することで、あらゆる路面状況で最高のトラクション性能と滑らかな走り心地を両立する技術です。すでにアリアやエクストレイルで高い評価を得ています。
- 前後2モーターによる電動AWD技術
- 滑らかで安定した走行性能を実現
- 回生ブレーキの制御もより自然に
e-4ORCEが搭載されれば、次期リーフは単なるエコカーから、走りの楽しさも追求したパフォーマンスEVへと進化します。特に、雨天時や雪道など滑りやすい路面での安定性は飛躍的に向上し、ドライバーに大きな安心感を与えてくれるでしょう。また、コーナリング時には内輪にブレーキをかけることなく、モーターの駆動力制御だけでスムーズな旋回を可能にします。日常使いからワインディングまで、あらゆるシーンで上質な走りが期待できます。
e-4ORCEがもたらす価値
この技術は、走行性能だけでなく、乗り心地にも貢献します。減速時の車体の揺れをモーター制御で抑えるため、同乗者が車酔いしにくいというメリットもあり、ファミリーカーとしての価値も高めます。
制御技術 | ドライバーが得られるメリット |
---|---|
駆動力制御 | 発進・加速が非常にスムーズ |
ブレーキ制御 | 減速時の揺れが少なく快適 |
シャシー制御 | コーナリングや悪路での安定性が高い |
リーフフルモデルチェンジはいつ?価格とスペック詳細

- 気になる車両本体の価格を考察
- 4WD価格はいくらになるか
- 航続距離に関する性能予想
- CMF-EVプラットフォーム採用の利点
- リーフのフルモデルチェンジはいつか総まとめ
気になる車両本体の価格を考察
フルモデルチェンジで最も気になる要素の一つが車両の価格です。次期リーフは、最新のプラットフォームや大容量バッテリー、そして先進技術を多数採用するため、現行モデルからの価格上昇は避けられないでしょう。現在のリーフの価格帯(補助金除く)が約400万円から580万円であることを考えると、新型は約450万円からのスタートになると予想されます。
- 現行モデルより価格は上昇する見込み
- スタート価格は450万円前後と予想
- 上位グレードは600万円を超える可能性
価格設定の参考になるのが、兄弟車ともいえるアリアの価格です。アリアB6(2WD)が約539万円からということを考えると、次期リーフはそれよりも少し下の価格帯、つまり日産のEVラインナップにおけるエントリーからミドルレンジを担うモデルとして位置づけられるはずです。バッテリー容量や装備によって複数のグレードが設定されると思われますが、最上位グレードは600万円を超える可能性も十分に考えられます。国の補助金制度の動向も価格を左右する重要な要素となります。
補助金を考慮した実質価格が重要
EVの購入では国のCEV補助金が大きな助けになります。車両価格だけでなく、補助金を適用した後の実質的な負担額で比較検討することが大切です。
モデル | 現行価格帯(予想含む) | フルモデルチェンジ後(予想) |
---|---|---|
エントリーモデル | 約408万円~ | 約450万円~ |
ミドルグレード | 約480万円~ | 約530万円~ |
上位グレード(e+ G) | 約583万円~ | 約620万円~(4WDモデルか) |
4WD価格はいくらになるか
e-4ORCEの搭載が期待される次期リーフでは、シリーズ初となる4WD(AWD)モデルの登場が確実視されています。その4WD価格がいくらになるかは、販売戦略上の重要なポイントです。一般的に、4WDモデルは2WDモデルに対して20万円から40万円ほど高くなる傾向があります。
- シリーズ初の4WDモデル登場が濃厚
- 2WDモデル比で20~40万円高と予想
- アリアの価格設定が参考になる
日産アリアの場合、同じバッテリー容量(B6)の2WDモデルと4WD(e-4ORCE)モデルの価格差は約55万円です。次期リーフでも同程度の価格差が設定される可能性はありますが、より多くのユーザーに4WDを選んでもらうため、戦略的にもう少し価格差を抑えてくる可能性も考えられます。仮に、ミドルグレードの2WDが530万円だとすると、その4WDモデルは570万円前後が一つの目安になるのではないでしょうか。降雪地域に住むユーザーにとっては、待望の選択肢となるでしょう。
4WDの価値
e-4ORCEは単なる悪路走破性のための4WDではありません。日常走行における乗り心地や安定性を劇的に向上させる技術です。その付加価値を考えると、価格差以上の魅力を感じられるかもしれません。
車種 | 駆動方式 | 価格(B6グレード) | 価格差 |
---|---|---|---|
日産 アリア(参考) | 2WD | 5,390,000円 | 550,000円 |
4WD (e-4ORCE) | 5,940,000円 | ||
次期 リーフ(予想) | 2WD | 約5,300,000円 | 約40~50万円? |
4WD (e-4ORCE) | 約5,700,000円~ |
航続距離に関する性能予想
EVの購入を検討する上で、航続距離は最も重要なスペックの一つです。次期リーフは、最新のCMF-EVプラットフォームの採用により、より多くのバッテリーを効率的に搭載できるようになります。これにより、航続距離は現行モデルから大幅に向上することは確実です。
- CMF-EVプラットフォーム採用でバッテリー搭載効率向上
- 大容量バッテリー搭載で航続距離が大幅アップ
- WLTCモードで600km超えが目標か
現行リーフe+の航続距離がWLTCモードで458kmであるのに対し、次期モデルではアリアB9(91kWhバッテリー)が記録する最大640kmに迫る性能が期待されます。もちろん、これは最上位グレードの話であり、より安価なエントリーグレードでは400km台後半から500km台の航続距離となるでしょう。それでも、日常使いはもちろん、週末のロングドライブでも充電の心配が少なくなるレベルであり、EVの使い勝手を大きく向上させる進化となりそうです。空力性能に優れたクーペSUVスタイルも、実用上の電費向上に貢献します。
航続距離はあくまで目安
カタログ上の航続距離(WLTCモード)は、実際の走行条件(気温、エアコン使用、運転スタイルなど)によって変動します。実用上の航続距離は、カタログ値の7割から8割程度と考えておくと良いでしょう。
モデル | バッテリー容量 | 航続距離(WLTCモード) |
---|---|---|
現行リーフ e+ | 60kWh | 458km |
アリア B6 | 66kWh | 最大470km |
アリア B9 | 91kWh | 最大640km |
次期リーフ(予想) | 66kWh~91kWh級 | 500km~600km超 |
CMF-EVプラットフォーム採用の利点
次期リーフの進化を根底から支えるのが、ルノー・日産・三菱アライアンスが開発したEV専用設計の「CMF-EVプラットフォーム」です。これは、バッテリーを床下にフラットに配置することを前提に設計されており、多くのメリットをもたらします。
- 低重心化による優れた操縦安定性
- ホイールベースの自由度が高く広い室内空間
- コンポーネントの共有化によるコスト削減
最大の利点は、重量物であるバッテリーを車両の最も低い位置に置くことによる低重心化です。これにより、まるで地面に吸い付くような安定したコーナリング性能と、揺れの少ない快適な乗り心地を実現します。また、エンジンなどの大きな機器が不要なため、前後のオーバーハングを短く、ホイールベースを長く設計でき、コンパクトな外寸ながら広々とした室内空間を確保できます。このプラットフォームはアリアやすでに欧州で発売されているルノー・メガーヌE-TECHエレクトリックにも採用されており、その高い完成度は実証済みです。
プラットフォームの刷新は、車の基本性能を根こそぎ向上させる最も重要な変更点です。次期リーフがCMF-EVを採用することで、走り、快適性、空間効率の全てにおいて現行モデルを大きく凌駕することは間違いありません。
CMF-EVプラットフォームのメリット | ユーザー体験への貢献 |
---|---|
低重心設計 | 安定した走りと快適な乗り心地 |
ロングホイールベース | クラスを超えた広い室内空間 |
高剛性ボディ | 静粛性の向上と衝突安全性の確保 |
柔軟な設計 | 多様なバッテリーサイズや駆動方式に対応 |
リーフのフルモデルチェンジはいつか総まとめ
ここまで、日産リーフの次期フルモデルチェンジに関する様々な情報を解説してきました。最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。購入を検討している方は、これらのポイントを参考に、今後の公式発表に注目してください。
- フルモデルチェンジの時期は2025年が最有力
- 発売は2025年後半から2026年初頭と予想される
- デザインはコンセプトカー「チルアウト」がベース
- ボディタイプはハッチバックからクーペSUVに変更
- プラットフォームはEV専用のCMF-EVを採用
- これにより走行性能と室内空間が大幅に向上
- 日産の4輪制御技術e-4ORCE搭載モデルが登場か
- 4WDモデルの登場で降雪地域での需要に応える
- バッテリー容量が増加し航続距離は飛躍的に伸びる
- 上位モデルはWLTCモードで600km超えも期待される
- 価格は現行より上昇し450万円からのスタートと予想
- 4WDモデルの価格は2WD比で40万円前後高くなる見込み
- 車名が「リーフ」から変更される可能性も残る
- 詳細なスペックや価格は日産の公式発表を待つ必要あり
- 購入検討の際は国の補助金制度も忘れずにチェック